秋の植物が気になり始めました。
まだまだ暑いですが、季節は秋に向かっていますね。
写真はすすきとおみなえしです。
学生の頃、薦められて椎名誠さんの岳物語を読みました。
椎名さんの息子さん、岳君のお話なのですが、
こういう子育ていいなーと純粋に思っていました。
まず、親以外の大人が沢山子供と関わっていること。
そして、親である椎名さんが岳君を人として、リスペクトしていること。
こういう親子関係がいいな、と漠然と思っていました。
以前、子供は預かりもの、というブログを書きましたが、
其の原点は、この本かもしれないです。
この岳君のその後のお話も書かれていて、そちらも面白かったです。
成長した岳君も素敵でした。
椎名家の様に素晴しい子育てではありませんが、楽しんでしてきました。
実際、どうしたかというと・・・
本気で叱ってくれる親以外の信頼出来る人に関わって欲しくて、
様々な体験をさせてみました。
もちろん、嫌がることはさせませんが。
息子はボーイスカウトがとても合っていたようでした。
親でもない世代(20代)の方達に面倒をみてもらい、
楽しかったようでした。
娘も水泳や合唱など楽しんでいました。
何かに長けている大人を見て、学んで行く。
親じゃない大人って、こんなすごい人がいるんだ。
きちんと叱ってくれるんだ。
実際、どんな風に思っていたかわかりませんが、
親ってたいした事ないよ、ってことを伝えたかったのです。
完璧じゃないし、間違うし、でも一生懸命なんだよ、と。
何処のご家庭にもあるように、様々なこともありました。
でも、楽しんで子育てをしてきました。
実は、会社員時代に電車で椎名さんをお見かけしました。
原稿のチェックをされていました。
その後、長男を身籠っている時にも、車から降りてきた椎名さんにばったり会う
ということがありました。
勝手に遠い親戚の様に思っています(笑)
自由な生き方にも憧れていたのでしょうね。
奥様の一枝さんもエッセイを書かれ、やはり自由な素敵な方です。
20年余前の書物ですが、今読んでも新鮮だと思います。
囚われない生き方が、これから必要となるかもしれませんね。
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