手放す

満月が始まりましたね。 ポワーんとした、幻想的な赤い月です。  
満月の時には、何かが完了した といったエネルギーもあるようです。
満ちる という意味なのでしょう。
自分の中でも、自然と区切りをつけていることが有ると思います。  

夕べ、突然閃いて、ずっと捨てられなかったものを手放すことにしました。
断捨離です。それが、もったいないからなのか、 本当は自分は何かに執着していて、自分の中の何かを捨てられない。
分かっていても、身体が動かないことも有ります。
慌てずに静観していると、ある時ふと、手放せる時がくると思います。
そう心が決まると、何の迷いも有りません。
サクサクとことが進んで行きます。
でも、何もしていない訳ではなく 心の中では 「変化を恐れない」 
と思っていることが大前提で 気持ちよく手放すことが出来るのです。  

月が一瞬たりとも、留まっていないように、私たちも同じではありません。
変わらないものも美しいですが、 変化を恐れないことも美しいと思います。
手にぎゅーっと握っているものを手放さなければ、 新しいものを掴めません。  

今日は最後に大好きなニーバーの祈りを記します。
   変えることの出来るものについて 変えるだけの勇気を
   変えられないものについて  それを受け入れる冷静さを
   そして、変えることのできるものと、変えることの出来ないものとが見分ける知恵を与えたまえ  

素敵な満月の夜を。

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