この時期は、夏の初めにふさわしい花々が咲きます。
わりと、好きな時期だなぁ、と改めて思います。
最近は、新聞を購読する方も減っているようですね。
本も新聞も紙の手触りや、匂いが好きで、
やはり、ここは、アナログになっています。
それでも、広告ばかりの夕刊を止めようかな、
と思っていた所、朝日新聞で吉本ばななさんの、
『ふなふな船橋』が始まりました。
というわけで、夕刊を毎日楽しみに待つこの頃です(笑)
夕刊の小説だと、吉田修一さんの『悪人』が大好きでした。
若い時から、言葉にグッとくる小説が好きなので、
好きな文章を、ノートに書いたり、付箋を貼ったりしながら、
読み進めるのが好きです。
うちの家族は好きな映画を何度も見るのですが、
私は好きな本は、何度も読みます。
村上春樹さんは、「ヘー、どんな人?」 と聞かれる位から、
手にしていて、シュールで、ドライな表現が大好きです。
一番、付箋を貼った作家さんかもしれません。
今週の「ふなふな船橋」は、すごく素敵な展開で、目が離せないのです!
その中で、
・・・悪いことの半分は、いいことで出来ている。
・・・見つけることができるかだけだ。
という言葉が、その日の私にフィットしました。
逆もさもありなん。
いいことも悪いことを含んでいるんじゃないかと。
良いことばかり起こる様に、願ったりするけれど、
その中には、辛いことや我慢もあったり。
悪いことが起こると、酷く落ち込んだりするけれど、
けっこう、良いことが隠れていたりするものです。
そんな言葉にワクワクしている自分を見ていると、
私は小説で出来ている!と思ったのでした。
朝から、夕刊が待ち遠しいです。
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