思い込みを外して

 

 

 

3月8日(火)

ご機嫌いかがでしょうか

sistermoon  いのうえひとみ です。

 

 

暖かく春のような日が続いていましたが、

今日は、(今日だけかな?)

関東は寒いようです。

お互いに、気をつけましょうね。

 

ここ数日、

感情が揺れる出来事がありました。

 

86歳で一人暮らしの父が、

転倒して、怪我をしたので、

念の為、入院することになりました。

 

その際に、自由と尊厳を奪われるような処置がなされて、

その経緯が、

父の話と、病院側の話と食い違うので、

腹立たしい気持ちや、

そうせざるを得なかった状況(コロナも含め)を

恨めしく思ったり。

それでも、治療してくださった先生はじめ、

気持ちの良い方がも多くて、

複雑な気持ちになりました。

 

独居の86歳の父。

通院に付き添う姉妹は、(私たちですが)

必ず、冷ややかな目で見られます。

 

耳が遠くなりましたし、

歩行や動きも、すんなりとは行きませんが、

ほとんどのことは、

大体一人でやっています。

 

ネットを使って、

金銭。保険。買い物。

薬の管理や、日々の通院も、

なんとか自分のペースで出来ています。

 

それを言うと、驚かれますが、、、。

基本的に、多くの方は、

「高齢の父親を一人にして、ひどい姉妹だ!」と言う気配です。

「そろそろ考えなさいよ」と言う方まで・・。

 

考えてます。もちろん。

でも、父の頑固さや、生命力の強さ。

数々の病と向き合ってきた父の気持ち。

日々の暮らしで感じる、父のリズム。

それを崩していくことが、

良いことにつながるとも思えないのです。

 

これは、介護の仕事の経験からも、

そう感じています。

長年の、リズムを崩さない。

これが、生き生きと暮らせる基本なのでは、と思っています。

 

長年の暮らしを生かしつつ、

フォローするところを増やしていく。

物理的に、改善していく。

それは必要です。

それには、

多くの人の目が必要なのです。

 

家族だけでなく、

看護師さん、ヘルパーさん、・・・等々の

たくさんの方々のサポートでが大切なのです。

 

一番怖いのは、閉じられた空間。

風通しの良い、

愛のある、暖かな目や手が、

高齢者だけでなく、

子供にも、大人にも、

どんな人にも必要だと思います。

 

ヨボヨボの男性は認知症だ!

これも変えてほしい思い込みです。

この対応に、何度も訂正しました・・・。

・・・何を持って、認知症だと言うのか。

勉強不足のような気もするなぁ。

 

あとは、独居はかわいそう。と言うことも。

一人がサイコー!と言う高齢者もいるのです。

 

いかに、思い込みの目で、

世の中を見ているのか。

自分のクリアな目で、

見ることが必要な時代になりました。

 

では、素敵な1日を。

 

 

 

 

 

 

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