気付きのドアの前に立ってからは、毎日が学びの連続でした。
学んでいく事は増えていくけれど、
生き方はとてもシンプルにラクになっていきました。
小さな事で、気持ちが揺れたり、カーッと怒りが込み上げたり
少し激しい所も合ったのですが、
少しずつ心が波立たなくなっていきました。
その理由の一つに、共依存がありました。
痛くも痒くもない共依存。
自分では全く気付かないうちに、
あるものが自分を支配して、それが無くてはならない様になっていきます。
良くある例えは、アルコールに溺れる夫と妻。
お互いに頼り合う事で、バランスをとっているのですが、
なんの解決にもなりません。
私の場合は仕事に関するものでした。
それは共依存かも?
そう気付いた時に、喉のつかえが取れて、身体が軽くなるようでした。
そうやって、苦しい時に現れるドアを一つ一つ怖がらずにあける事で、
心と身体が一つになっていきました。
その一方で、日々介護の仕事をしていると、
共依存に近いご家族を目にする事が多く有りました。
親や、伴侶、もしくは子供との関係が、深い悩みに繋がり、
介護を難しく、困難なものにしているのでは、と思えてきました。
そう思ったとき、違った形でサポート出来るのでは?
私がこんなに軽くなったように、
シンプルに生きられる人が増えるのでは?
それが、カウンセラーになりたいと思い始めたきっかけです。
写真は白いあじさい。
アナベルです。
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