映画を見て思うこと

 

 

 

2月23日(木)

ご機嫌いかがでしょうか

sistermoon いのうえひとみ です。

 

2月も終わりに近づいてきました。

2月は逃げる、と言われていますが、

本当にあっという間に

過ぎますね。

 

先日、配信で映画を見ました。

『PLAN 75』という作品。

架空の未来。

増加する高齢者に対して、政府が打ち出した策。

75歳以上の人は、自ら生に終わりをつけるキッカケをサポートするシステム。

それを、高齢者たちは、

選ぶか悩んだり・・。

サポートする人たちは、

それぞれの立場で、いろんなことに気づいていきます。

 

 

 

 

 

映画を見るまでは、

フィクションなんだから、と、軽い気持ちで見始めました。

でも、それが、現実に起こりそうな話だと。

いや、きっと現実はこうなろうとしている・・・。

そう感じました。

 

最近よくテレビで見かける方が、

あるイベントで話された、高齢者に対する発言。

ものすごく話題になり、

批判されている記事を見たので、

その動画を探して見てみました。

 

その動画に出てくる中学生?の質問も、そして、

その答えも驚くばかりで、

すぐに理解できませんでした。

まさに、この映画の

「プラン75」策を作ったかのような話でした。

 

その動画では、

その策を、当然、必要だと思っていること。

それを子供たちも、

淡々と受け入れていること。

そういう社会にしていきましょう!

と、多くの人が思っていること。

このことに本当に驚きました。

 

映画の中では、

この政策に、関わる方、

実行する方、援助する方・・・。

それぞれに苦悩が描かれます。

果たして、

自分ならどうするか?と

問われているようでした。

 

介護の仕事をしていて、

いつも近くに死はありました。

でも、自ら選んでいく人を、

助けたり、援助するという

考え方が、恐ろしく、寒気がしました。

 

私は、そろそろ終活を見据えて、

断捨離をしたり、

片付けをしたり、

少しずつ、身辺整理に手をつけていました。

 

でも、止めます。終活。

この言葉を気安く使って、

綺麗事に済まさないようにしよう!と

思ったのです。

 

思えば、全員が生まれてから、

死に向かっているわけです。

死は生きること。

どう生きてきたか。

どう生き抜くか、です。

 

終活という言葉で

カモフラージュされた、

生きる喜びや、自分を

見失わないようにしよう。

そう思ったのです。

 

考え方は、人それぞれです。

PLAN75のような策に

賛成する人も、いるでしょう。

それはそれで、

非難はしません。

でも、私は、

そういうことはしたくないな、ということです。

 

その前に、

その策に乗る前に

何か、出来ることがあるんじゃないのかしら。

その、何かを探すことが

生きることなんじゃないか。

今は、そう感じています。

 

自分を大切にして。

好きなこと、ワクワクすることで、

日々を埋めていきたいです。

 

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お読みいただきありがとうございました。

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