都会から遠いということ

今日はランチを外で食べました。福生の酒蔵の中にあるおそば屋さんです。

ほんのり、お酒の匂いがする敷地はとても趣が有ります。

ここ西多摩は、水が綺麗なので作り酒屋さんも多く、またお醤油屋さんもあります。

景色も良くて、多少の不便を我慢すれば、住めば都です。

 

今は、インターネット等の通信手段も発達しているので、

世界が近くなりました。

でも、思春期は都会に憧れる田舎の少女でした。

一番素敵なものは、都会に有ると思っていて、

バイトや遊ぶのも都内が楽しかったのです。

 

でも有るとき、これは酷いコンプレックスなのだと気付きました。

次第にばかばかしいと思う様になり、

この辺りにも、都会と変わらないお店ができて、

・・・全国何処でも同じような風景が見られるようになっていくのですが・・・。

田舎だと、笑われる事も未だ未だありますが(笑)

むしろ、笑われてなんぼ! と思ったりしています。

 

バブルの頃、雑誌の対談で、ユーミン(八王子出身)と田中康夫さん(長野出身)が、

「私たちが、都会の出身だったら、日本の文化は違っていた」

「田舎と言うコンプレックスがあったから、良い作品を作って来た」

と言ってました。当時、コンプレックスの塊だったので、

妙に心に響いたのを覚えています。

 

これからは、もっともっと地方や、小さな集まりが

楽しく広がって行くと思います。

そこにはコンプレックスとかではなく、

外側がどうのこうの、と言う事ではなく、

自分発のメッセージを伝える人が、どんどん広がって行くと思うのです。

 

自分の苦手な事、コンプレックスに気付いたら、

逃げずに、ちょっと眺めてみるといいですよ。

苦手な事もまた自分です。

それが有るから、長所が引き立つ事も有ります。

何が原動力になるか、楽しみな時代です。

自分発のメッセージを用意しておきましょう!
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