不思議な話

今日は母の一周忌でした。突然の旅立ちだったので、

ひどく動揺した事だけを覚えています。

今日は、少し長くなりますが、不思議なお話をしたいと思います。

 

ついさっきまで元気だった人が、いなくなってしまうことを体験した私たち家族。

不安て揺れる直後からたくさんの方に支えて頂いたのです。

中でも、ベールの向こうの母の事が判る方が、知り合いに何人かいて下さって、

皆さんから伝えられる母のメッセージは、母らしくて、

笑える物ばかりでした。

「思いのほかスッキリしている」

「なんの後悔もない」  などなど。

本当に、母が常々言っていた理想の最後の形だったのです。

それでも、私たちにとって、母のいない毎日は、寂しいし、不便でした(笑)

なんとか、やって来れたのは、周囲の方々の暖かさも もちろんですが、

不思議な体験があった事も否めません。

 

・・・ここから、もっと不思議さ満載ですよ!

5歳の姪には時折、母がやってきました。

時々、幼稚園にいって一緒にお弁当食べたり。

ホテルのバイキングでは、『美味しい』と同じ料理を食べていたようでした。

そんな姪っ子を通じての母のメッセージはとても癒されました。

親戚が集まった時は「楽しかった」とニコニコしていたそうです。

又、私たち姉妹の所にも 夢でいろんな事を伝えてくれています。

年末には、おせち料理の作り方のファイルの在処を教えてくれました。

最近では、「私も忙しいから、貴方達もしっかりね」 と言われ、

ベールの向こうの修行も大変なんだなと思ったところです。

 

これらの話を怪しいと思われても構いません。

でも、不思議なことがあるって、クスッと笑うような気持ちになるのです。

何もないよりも、そんな不思議さがあっても楽しいと思うのです。

こんな話をメルマガの感想などと一緒に、マーマーマガジンの編集部に送った事がありました。

服部みれいさんが、この話からブログの ことば のなかに載せて下さいました。

2014年5月15日の 『死者は蘇る』 です。

これも、大きな支えになりました。

 

そして、何よりはっきり判った事は、経験には良いも悪いもない という事でした。

悲しみから数日後、私は天にも昇るような嬉しい体験をします。

その時、はっきりと思ったのです。

人生には良い事ばかりでなく、悲しい事もやってくる。

それを一つ一つ、これは良い、悪い と分けて行くのでなく、

どちらもただの経験なのだ。ということです。

しっかりとグラウンディング出来ると、

『 何があっても生きて行ける 』 ことの大切さを実感するのです。

 

何もしなかった父も、掃除、洗濯、家事もこなし、

作った料理の写真をLINEにアップしたりします。

其々が、少しずつ前に進みだしています。

 

いろいろな体験をこれからもワクワクしながら楽しんでいこうと思います。

ご心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

去年は、満開の桜の下で旅立った母ですが、

今日は梅が満開でした。

春ですね。

去年もFBに載せました。

『 願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃   西行法師』

 

 

 

 

 

 

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