ことばの大切さ

 

 

 

 

7月7日(金)

ご機嫌いかがでしょうか。

sistermoon  いのうえひとみ　です。

 

まだ梅雨は開けませんが、

日差しは強く、もう夏なの？という感じですね。

本格的な夏よりも、

梅雨の猛暑の方が、

キツイです・・・。

 

忙しかった6月。

気づいたら7月のなっていました。

この調子で行くと、

あっという間に、

秋になっていそうです！

 

忙しい時だからこそ、

1日1日を

大切にしたいですね。

 

6月は、「ことば」について

想いを寄せることが多い月でした。

 

谷川俊太郎さんの「絵本　百貨展」という

展覧会に行ったことが始まりでした。

 

絵本を体で体験しながら、

谷川俊太郎さんの言葉の世界で

遊ぶような、自由な展覧会でした。

 

言葉と、それぞれの作家さんの絵の

繰り広げる世界が、

素晴らしくて、

絵とことばの

関わり合いが

生き生きとした作品を産むのだなぁと感じたのです。

 

それから、自分の使っっていることばについて、

考えるようになりました。

 

手紙を書くチャンスもあったのですが、

いざ書こうとすると、

なんだか薄っぺらな、つまらない言葉しか

思い浮かばなくて、

歯痒くなりました。

 

最近では、携帯、特にLINEでの連絡が多くなりました。

スタンプに代弁してもらったり、

（それも楽しく好きなのですよ）

AIに漢字を教えてもらったりしながら、

文章を作ることが

本当に増えました。

 

お店の店員さんと

関わることも減ってきました。

タッチパネルでの接客も増えましたね。

 

そんな時、

あるお店に入ったら、

素敵な店員さんがいらしたのです。

 

電話での対応が、

それとなく耳に入ってきたのですが。

込み入った対応のようでした。

声のトーン、声量、

嫌味のない、媚びを売らない

自然な話し方で淡々と話す様子が、

心地よかったのです。

 

AIの生み出す言葉に対して、

血の通ったことばを聞くと、

身体中が喜ぶような気がします。

 

もちろん、

自分のことを振り返ると、

薄っぺらなものであることは

否めません。

でも、なるべく、

血の通った暖かな言葉を

選択していこう！と決めました。

 

以心伝心やテレパシーで通じることもあります。

最近は、増えてきたような気もしますが・・。

それでも、言葉で伝えるときは、

血の通った、自分なりの言葉で、

相手に届けることが、

とても大切だなぁと思いました。

 

そういったことば。

届けた方も、

受け取った方々も、

きっと嬉しいんじゃないかしら。

 

ことばはギフトですね。

 

 

お読みいただき有り難うございました。